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グジュランワラ市廃棄物管理マスタープラン策定プロジェクト
写真@ 現在は使用されていない旧最終処分場の入口
  • 写真A 暫定的に使用されている現最終処分場
  • 写真B 旧処分場でのごみ密度調査
プロジェクト名 グジュランワラ市廃棄物管理マスタープラン策定プロジェクト
地域 パキスタン
時期 2014年02月〜2015年12月
分野 環境
パキスタン・イスラム共和国パンジャブ州では、急速な都市化や人口増加、資源不足、脆弱な組織、市民の廃棄物管理に係る意識の欠如により、廃棄物管理は深刻な問題となってきています。同州における廃棄物の平均収集率は50%程度に留まっており、下痢やデング熱のような病気が蔓延する原因となっています。廃棄物を収集しても、道路沿いの空地や用水路の土手、低地に廃棄されるのが一般的であり、土壌汚染により地下水の水質に影響を与えています。また、収集されない廃棄物は歩道や空地、下水道、用水路へ不法に投棄される結果、下水の流れを妨げ、地方政府に追加的な負荷を強いています。 本業務はパンジャブ州の主要都市のひとつであるグジュランワラ市(人口約300万人)における廃棄物管理の改善に取り組むマスタープラン策定に係る技術協力プロジェクトです。同市の廃棄物管理事業を実施しているグジュランワラ廃棄物管理公社の職員をカウンターパートとして、2030年を目標年とするマスタープランの策定を支援しました。