プロジェクト

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道路・橋梁・交通分野プロジェクト

道路防災対応能力強化プロジェクト
運輸道路省内での自主教育プログラムの実践(データベース運用)
  • 大学での防災技術講義
  • 災害危険地域マップの設置
プロジェクト名 道路防災対応能力強化プロジェクト
地域 キルギス
時期 2016年04月〜2019年06月
分野 道路・橋梁・交通
キルギス国は、国土の90%が標高1,000mを超える山岳国家であり、落石、地すべり、土石流、雪害(地吹雪・雪崩)などの道路災害が頻繁に発生し、人的・物的被害、通行止めによる地域の孤立及び物資輸送の遅延が発生しています。しかし、キルギス国では、これまで十分な防災活動(予防保全対策)が実施されていない状況であり、当社は運輸道路省を対象に2016年から3年間にわたり防災能力の向上を目的とした支援(技術協力プロジェクト)を実施しました。このプロジェクトでは、運輸道路省の防災関連活動に係る実施体制の構築及び災害危険箇所の点検・分析、災害データベースの運用、防災計画策定における能力強化が図られました。 災害危険箇所の点検・分析においては、タブレット(iPad)を活用した比較的簡易な情報入力・送信システム及び道路災害に関する各種情報(災害発生箇所、災害タイプ、災害規模等)を格納するデータベースを構築することで災害データ収集・保存の確実性を向上させました。 また、キルギス国ではこれまで事後対策(道路上の落石除去、雪崩除去)しか実施されておりませんでしたが、本プロジェクトを通し、地すべり危険箇所における変位モニタリング、水抜きボーリング計画、ハザードマップの作成と配布、災害危険掲示板の設置などの予防対策の実施を支援しました。 運輸道路省では、プロジェクト終了後もこれらの成果を将来的に継続・拡大させるため、技術移転内容に関する自主教育プログラムの実践、運輸道路省職員を講師とする大学での防災技術講義、災害対策工(地滑り危険地域の継続的モニタリング、地下水位低下による地滑り軽減対策工等)の予算化と実施など、積極的な取り組みを推進しています。